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仏教関連ピックアップ
興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」/東京国立博物館 平成館
興福寺中金堂再建記念特別展 「運慶」
開催趣旨
日本で最も著名な仏師・運慶。卓越した造形力で生きているかのような現実感に富んだ仏像を生み出し、輝かしい彫刻の時代をリードしました。本展は、運慶とゆかりの深い興福寺をはじめ各地から名品を集めて、その生涯の事績を通覧します。さらに運慶の父・康慶、実子・湛慶、康弁ら親子3代の作品を揃え、運慶の作風の樹立から次代の継承までをたどります。
みどころ
平安時代末期から鎌倉時代初頭にかけて、活躍した天才仏師・運慶。
まるで生きているかのように迫りくる運慶の作品の写実的な姿は、思わず息を飲むほどに圧巻であり、人々を魅了してやまない。
貴族から武士へと政権が引き継がれた動乱期において、運慶は奈良・京都に拠点を置き、灰燼に帰した奈良の興福寺や東大寺の復興に尽力するとともに数多くの仏像を残してきた。これらの作品は、全国各地に分散し、これまで大規模な運慶展は、実現できずにいたが、運慶と縁の深い奈良・興福寺の中金堂再建記念事業として同寺所蔵の運慶作品が出品、さらに各地で大切に守り継がれてきた作品、計22体がここに結集、史上最大規模の運慶展が東京国立博物館で開催される運びとなった。
運慶自身の初期から晩年までの作品とともに、父・康慶、息子・湛慶、康弁ら親子3代の作品の展示により、独創的な造形の誕生とその継承という視点から運慶の作風を捉えることができる。また、普段は見ることのできない後ろ姿を含め360度全方位から見ることができるように展示された作品も多数あるので、新たな運慶の魅力を自身の目で是非、確認して欲しい。
さらに近年行われたX線CT調査により仏像の内部の様子も少しずつ明らかとなるなど、今もなお調査研究が進む運慶作品。本展覧会ではこうした最新の学術研究の成果も紹介されている。
展示構成
第1章 運慶を生んだ系譜ー康慶から運慶へ
第2章 運慶の彫刻ーその独創性
第3章 運慶風の展開ー運慶の息子と周辺の仏師

国宝 大日如来坐像
運慶作
平安時代・安元2年(1176)
奈良・円成寺蔵
写真:飛鳥園 国宝 毘沙門天立像
運慶作
鎌倉時代・文治2年(1186)
静岡・願成就院蔵
写真:六田知弘 国宝 八大童子立像のうち制多伽童子
運慶作
鎌倉時代・建久8年(1197)頃
和歌山・金剛峯寺蔵
写真:高野山霊宝館
国宝 大日如来坐像
運慶作
平安時代・安元2年(1176)
奈良・円成寺蔵
写真:飛鳥園
国宝 毘沙門天立像
運慶作
鎌倉時代・文治2年(1186)
静岡・願成就院蔵
写真:六田知弘
国宝 八大童子立像の
うち制多伽童子
運慶作
鎌倉時代・建久8年(1197)頃
和歌山・金剛峯寺蔵
写真:高野山霊宝館

重要文化財 阿弥陀如来坐像および両脇侍立像
運慶作
鎌倉時代・文治5年(1189)
神奈川・浄楽寺蔵
写真:鎌倉国宝館(井上久美子)
重要文化財 聖観音菩薩立像運慶・湛慶作鎌倉時代・正治3年(1201)頃愛知・瀧山寺蔵写真:六田知弘
重要文化財 阿弥陀如来坐像および両脇侍立像
運慶作
鎌倉時代・文治5年(1189)
神奈川・浄楽寺蔵
写真:鎌倉国宝館(井上久美子)
*10月21日~11月26日までの展示。
重要文化財 聖観音菩薩立像
運慶・湛慶作
鎌倉時代・正治3年(1201)頃
愛知・瀧山寺蔵
写真:六田知弘

国宝 四天王立像のうち多聞天
鎌倉時代・13世紀
奈良・興福寺蔵(南円堂安置)
写真:飛鳥園 国宝 無著菩薩立像
運慶作
鎌倉時代・建暦2年(1212)頃
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘 国宝 世親菩薩立像
運慶作
鎌倉時代・建暦2年(1212)頃
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘
国宝 四天王立像のうち
多聞天
鎌倉時代・13世紀
奈良・興福寺蔵(南円堂安置)
写真:飛鳥園
国宝 無著菩薩立像
運慶作
鎌倉時代・建暦2年(1212)頃
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘
国宝 世親菩薩立像
運慶作
鎌倉時代・建暦2年(1212)頃
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘

重要文化財 十二神将立像のうち戌神
鎌倉時代・13世紀
東京国立博物館蔵 国宝 天燈鬼立像
鎌倉時代・建保3年(1215)
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘 国宝 龍燈鬼立像
康弁作
鎌倉時代・建保3年(1215)
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘
重要文化財
十二神将立像のうち戌神
鎌倉時代・13世紀
東京国立博物館蔵
国宝 天燈鬼立像
鎌倉時代・建保3年(1215)
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘
国宝 龍燈鬼立像
康弁作
鎌倉時代・建保3年(1215)
奈良・興福寺蔵
写真:六田知弘


開催概要
■展覧会名 興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」
■開催期間 2017年9月26日(火)-11月26日(日)
■開催場所 東京国立博物館 平成館 (上野公園)
最寄駅 JR上野駅、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅
■開館時間 9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、金曜・土曜および11月2日(木)は21:00まで開館)
■観覧料金 一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)
中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。
「東京・ミュージアムぐるっとパス」で、当日券一般1600円を1500円(100円割引)でお求めいただけます。正門チケット売場(窓口)にてお申し出ください。
東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員の学生の方は、当日券を1000円(200円割引)でお求めいただけます。正門チケット売場(窓口)にて、キャンパスメンバーズ会員の学生であることを申し出、学生証をご提示下さい。
■主催 東京国立博物館、法相宗大本山興福寺、朝日新聞社、テレビ朝日
■後援 TOKYO FM
■協賛 あいおいニッセイ同和損保、鹿島建設、JR東日本、大和証券グループ、凸版印刷
■協力 神奈川県立金沢文庫、小学館、ビックカメラ
■お問合せ ハローダイヤル TEL.03-5777-8600

展覧会公式ホームページ  興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」
※期間中作品の展示替えがあります。

招待券プレゼント

特別展「運慶」ペア招待券プレゼントは、終了いたしました。
ご応募いただいた皆様、誠にありがとうございました



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