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「空海と密教美術」展 東京国立博物館(平成館)で内覧会 2011.07.19
東京国立博物館(台東区・上野)では「空海と密教美術」展(2011年7月20日~9月25日)の開催に先立ち、19日、内覧会が行われました。 密教をはじめて日本に伝えた弘法大師空海。この展覧会では、空海が生きた時代とその影響を色濃くとどめる平安時代前期に焦点を絞り、仁和寺、醍醐寺、金剛峯寺、教王護国寺(東寺)、善通寺、神護寺などに伝えられた宝物を通じて空海の思想世界と密教美術を一堂に紹介しています。
「仏像曼荼羅」の展示会場は、東寺とは違う視点で仏像曼荼羅の空間を体感できます。幻想的なライティングによる結界の中に仏像が出現し、普段は須弥壇(しゅみだん )に安置されている仏像をガラスケースに覆われていない状態で360度、くまなく閲覧することができるようになっています。
2011年夏、空海が中国から請来したゆかりの作品と平安前期の密教美術の代表的な作品、その最高峰が大集結した「空海と密教美術」展。あなたも空海が生きた時代を肌で感じ、密教宇宙の一端に触れることができるはずです。
BUDDHA WORLD PICK UP
■空海 至宝と人生 NHK BSプレミアムで三夜連続放送 東京国立博物館で開かれる「空海と密教美術」展。 これを機に、NHKのBSプレミアムでは三夜連続で至宝の美をたっぷりと紹介し、空海の人生をたどる。 8月7日(日) 午後7時30分~9時 第1集 仏像革命/平安の聖なる怒り 8月8日(月) 午後8時~9時30分 第2集 名筆の誕生/書に刻まれた天才の人生 8月9日(火) 午後8時~9時30分 第3集 曼荼羅の宇宙/マンダラのパワーを浴びる |