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仏教関連ピックアップ>仁王像修復記念 甚目寺観音展
「仁王像修復記念 甚目寺観音展」 名古屋市博物館 あま市(旧海部郡甚目寺町)の鳳凰山甚目寺は、飛鳥時代、推古天皇5年(597)に創建されたという縁起をもつ、尾張地方でも屈指の古刹です。境内からは白鳳時代の軒丸瓦も出土し、その長い歴史をうかがわせます。
本尊の観音菩薩の霊験は御伽草子「うばかわ(姥皮)」により諸国に響き、一遍上人が七ケ日の行法をおこなった地としても知られます。 このたび、解体修復中の仁王像(愛知県指定文化財)の内部から、あま市出身の武将、福島正則による造立奉納を示す墨書銘が発見されました。2011年は福島正則の生誕450周年にあたります。本展では、この仁王像の修復完成を記念し、寺宝と歴史を紹介します。
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