映画『ダライ・ラマ14世』/5月30日、ユーロスペースほかにて全国順次公開
ダライ・ラマ14世。本名テンジン・ギャツォ。観音菩薩の生まれ変わりとされる僧侶。
世界中の誰もがこの名に聞き覚えがあることだろう。
しかし、この人がどんな人物なのかを説明できる人は、どれだけいるだろうか。
2歳のときにダライ・ラマ13世の転生者であると認定され、5歳でチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世として即位。中国軍がチベットに侵攻した後に15歳で国家元首となるが、中国との関係は悪化し23歳で亡命の身に。
その後、世界中をめぐり、チベットの自由と世界平和を唱え、1989年にはノーベル平和賞を受賞。「世界の象徴的政治家トップ25 」にTIME紙によって選出されるなど、チベットの国家元首、チベット仏教の最高指導者というだけでなく、衆目の一致するところの世界の要人である。
その発言や行動は、常に世界中の人々の注目を集めてきた。
本作ではその人に東京の街頭で質問を募った。質問者にまっすぐに向き合い、真剣にユーモアたっぷりに答える姿から、ダライ・ラマ14世の素顔が見えてきた。
足かけ6年、ダライ・ラマという存在に迫るドキュメンタリー映画。
企画・撮影:薄井一議/薄井大還 語り:柄本佑 監督・構成・編集:光石富士朗
特別協力:ダライ・ラマ法王日本代表部事務所 製作・配給:ブエノスフィルム
2014年/日本/カラー/上映時間:116分
© Buenos film
公式サイト:http://www.d14.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/d14.movie