真言律宗
〔沿革〕
弘法大師を高祖、興正菩薩叡尊上人を宗祖とし、両祖の撰述と先徳の口訣等により宗意を成立している宗派。天平神護元(765)年に称徳天皇の勅願によって開創され、三十一町歩に及ぶ境内に百十余宇の堂塔伽藍が建ち並び、偉容を誇った西大寺に、興正菩薩尊が入寺して始まった。
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『現代仏教情報大事典』より引用
発行所---(株)名著普及会/発行者---小関貴久