【宗派名】天台宗
【別名】
【住所】大分県東国東郡安岐町糸永
【本尊】薬師如来 日光月光 十二神将
【開山】仁聞菩薩
【開基】
【由緒】瑠璃光寺は、山号を杉山といい、宗派は天台宗の六郷満山中最古の寺であり、人皇第44代元正天皇の養老年間(717〜24)に仁聞菩薩によって開かれた。本尊は、薬師如来で、右に榧材一木彫の阿弥陀如来、左に欅材一木彫の釈迦如来の両尊が祀られている。何れも平安中、後期の作と伝えられ、この内、阿弥陀如来は現在重要文化財に指定されている。その後、南北朝時代になって、足利尊氏によって再興された。爾来、法灯はたゆまなく続き、人々の信仰を集め、今日に至っており、境内には樹令600年、樹周2米余の百日紅、大木槲があり、古人の息吹がしんしんと今に伝わる。また、同寺は、六郷満山第177番札所であり、多くの参拝者が訪れている。
【寺宝】阿弥陀如来(重文)/薬師如来/釈迦如来/地獄極楽曼荼羅/■陵王の面/石像の六地蔵尊/修正鬼会面/不動明王 その他多数あり