【宗派名】曹洞宗 常恒会
【別名】
【住所】山形県米沢市林泉寺1-2-3
【本尊】釈迦牟尼佛
【開山】曇英慧応大和尚
【開基】長尾能景
【由緒】林泉寺は明応5年(1496)越後の国春日山城(現上越市)のふもとに、上杉謙信公の祖父、長尾能景が、亡父重景の遺徳を末代まで伝えようと建立したものである。上杉氏の氏神「春日大明神」を同山鎮守として祀ったため、山号を春日山とし、重景の法名「林泉寺殿実渓正真大居士」より寺名を林泉寺とした。開山は朝廷より「宗■大光禅師」の勅賜号を賜った曇英慧応大和尚で、本師の一州正伊和尚を勧請開山と仰ぐ曹洞宗の禅刹である。代々上杉家の菩提寺であり、二代景勝公の会津・米沢への移封により、元和3年(1617)現在地に移転建立された。現在の本堂は、享保17年(1732)の火災の後再建されたもので、250年の星霜を経ている。そのほかの伽藍復興と境内整備が進んでいる。
【寺宝】曇英慧応禅師御真筆「教授文」/謙信公幼少時代の師、七世天室光育禅師「出家略作法文」/月舟禅師御真筆「春日山」額/謙信公、鷹山公、直江候真墨蹟/木渓筆「啼鶴双幅」/唐画「十六羅漢像」/上杉家御廊 その他多数