【寺院名】具足山 立本寺(りゅうほんじ)

【宗派名】日蓮宗 本山
【別名】西龍華
【住所】京都府京都市上京区北野一番町
【本尊】一塔両尊、四菩薩、日蓮聖人像
【開山】龍華樹院日像菩薩
【開基】龍華院日実上人
【由緒】名刹具足山立本寺は、暦応4年日像菩薩が四条の櫛笥に、華洛根本道場妙顕寺は、若狭の国に難を避け、妙本寺と称したが、日実上人は、櫛笥の地が荒廃するのを見て大いに歎き、鬼子母尊神に山門の復興を熱願したところ、後小松帝から綸旨を賜り、新たに寺塔が建立された。本を立てたというので立本寺と称され、この由緒に因って同山は妙顕寺、妙覚寺と共に具足山と号し、西龍華とも呼ばれている。その後、文禄3年、秀吉の命により、京極今出川に移され稀有の荘厳功徳を成したと伝えられている。しかし宝永の大火にあい、旧平安大内裏のあった場所である内野の地に移転し、今に至る。5000余坪の境内には、諸堂、本山方丈、塔頭、教法院、大輪院、正行院、光源院の4ヶ院ある。
【寺宝】法華経一部文字宝塔(重文)/訓点法華経(重文)/日蓮大聖人御真筆御本尊・遺文/大覚大僧正御真筆絵曼荼羅/三十番神絵像/古書論議断片/日朗、日像、大覚大僧正真筆本尊/朗源、日斉、日諦、日親、日審本尊 以上は宗宝又は准宗宝、他