【宗派名】真言宗御室派 別格本山
【別名】
【住所】宮城県仙台市青葉区八幡4-8-32
【本尊】釈迦如来
【開山】坂上田村麻呂
【開基】
【由緒】龍宝寺は、文治年間(1186)伊達家の祖、朝宗公が勧請し自家の祈願寺としたもので、古くは陸奥鎮守府将軍坂上田村麻呂の鐘銘から平安時代に創建することになり、成島八幡と大崎八幡を龍宝寺中興11世実斉住職が合併し祀ったものが現在の大崎八幡である。以後は別当として明治の神仏分離に至るまで龍宝寺八幡宮と公称されていた。藩政時代は伊達藩内最大の真言本寺で、城下最大の門前も与えられた大寺院であった。また、昭和63年には中興800年記念事業として多宝塔が造営された。これは平安時代後期の様式で、総高70尺余の日本で最大規模の木造多宝塔である。
【寺宝】釈迦如来像(国重文)―出世如来・願掛け如来・子育て如来として多くの信仰を集めている。/多宝塔/五智如来/文殊・普賢菩薩/金剛力士像/その他、円山応拳、池大雅筆の絵画等