【寺院名】松林山 妙典寺(みょうてんじ)

【宗派名】日蓮宗 中本寺緋金跡
【別名】
【住所】福岡県福岡市博多区中呉服町9-12
【本尊】十界曼荼羅略式木像、一塔両尊四士本尊
【開山】本成院日円上人
【開基】
【由緒】松林山妙典寺は、永正7年(1510)の開創で、開山は本成院日円上人、開基は檀越立花三河守増時である。始めは筑後柳河に創立された。慶長8年(1603)、18世戒光院日秀の代に立花三河守増時の尽力で、現在地に移転した。開堂供養の当日、切支丹宗徒を相手に「石城問答」が行われた。その後、32世本妙院日定の代、7間四面本堂、庫裡が再建され、36世本光院日亮の代に表門が再建された。大正9年(1920)、41世不勉院日中の代に土蔵(経蔵)を新築し、同14年(1925)に庫裡を改築、昭和37年42世玄徳院日秀の代、本堂改築、納骨堂の新築が行われている。現在は、山門、本堂、庫裡、経蔵、納骨堂が備わっている。
【寺宝】久遠成院日親、長遠院日樹本尊 各1幅/頼山陽「博多帯歌」1幅/田中智学居士「松の歌」1幅/黒田長政書翰 3通/その他