【寺院名】岩殿山 明静院(みょうじょういん)

【宗派名】天台宗
【別名】岩戸
【住所】新潟県上越市五智国分2111
【本尊】大日如来
【開山】大国主命
【開基】行基
【由緒】明静院は、山号を岩殿山と号す天台宗の名刹である。同山の岩屋において、神代、大国主命と奴奈川姫が生活して、その子である建御名方の命が生誕されたと伝えられる。寺名の別称である岩戸もそのことに由縁している。ここに、聖武天皇(724-49)の御世に行基菩薩が国分寺建立の際、この岩戸山に逗留し一寺を建立したのが開創とされている。その後、上杉謙信公(1530-78)の信仰厚く、多くの保護を受け、謙信公の墓所も同寺内にある。国分寺奥の院ともいわれていたが、明治に入り、明静院と名が定められ今日に至っている。
【寺宝】本尊大日如来(国重文)/毘沙門天(多聞天)/増長天/鏡/その他多数あり