【寺院名】長栄山 本門寺(ほんもんじ)

【宗派名】日蓮宗
【別名】大本山 池上本門寺
【住所】東京都大田区池上1-1-1
【本尊】日蓮大聖人奠定十界大曼荼羅
【開山】日蓮大聖人
【開基】池上宗仲公
【由緒】日蓮大聖人ご入滅の霊跡である。弘安5年(1365)9月、日蓮大聖人は身延の地におられたが、度重なる大難のため健康を害されていた。心配した弟子、信者の勧めにより、常陸国の温泉で療養するため9月8日身延山を出発、9月18日、池上宗仲公の館に到着。池上兄弟の手厚い看護により、体調を幾分回復された大聖人は、池上兄弟が寄進した山上のお堂を「長栄山本門寺」と名づけ、開堂供養をされた。その後、容態が改まり、10月8日、日昭、日朗、日興、日向、日頂、日持の六老僧に後事を托し、10月13日辰の刻(午前8時)61才でご入滅された。池上本門寺は大聖人ご入滅の聖地として、また法華経流布の拠点として、多くの人々の信仰を集め、総本山身延山久遠寺とともに日蓮宗興隆の原動力となっている。
【寺宝】日蓮大聖人尊像(国重文)、五重塔(国重文)、宝塔(都重文)。その他、日蓮大聖人御真筆、資料等多数。