【寺院名】真如山 本行寺(ほんぎょうじ)

【宗派名】浄土真宗本願寺派
【別名】釧路啄木歌留多寺
【住所】北海道釧路市弥生2-11-22
【本尊】阿弥陀如来
【開山】親鸞聖人
【開基】伊藤 浄栄
【由緒】本行寺は、明治18年(1885)頃より本願寺出張主任切上霊順が、一時俗家を借りて開教し、明治22年4月、現在地に教務所を創建し、明治31年5月、伊藤浄栄を開基として寺号を公称したことより始まる。同33年第一次本堂、庫裡建立、第2世曽田定祐が明治43年現聖徳太子堂を建立し、第3世菅原覚月が現本堂建立、第四世覚也が第二次庫裡、納骨堂を完成した。現住職は、昭和40(1965)年聖徳会館、同50年現庫裡を建立、同55年に現納骨堂を建立した。46年には門信徒会を結成し、教化態勢を整備して現在に至る。また、明治41年(1908)1月21日から76日間、石川啄木が釧路新聞の記者として滞在中、本行寺内のかるた会に出席、そのゆかりで「歌留多寺」と呼ばれ、数々の名歌とエピソードが残っている。現住職は百人一首ならぬ「釧路啄木一人百首」を発案して木札のかるたを完成した。
【寺宝】石川啄木の歌碑・資料館・茶筅塚