【寺院名】金色山 徳聖寺(とくしょうじ)

【宗派名】真言宗豊山派
【別名】法印さま
【住所】新潟県長岡市上田町2―25
【本尊】金剛界大日如来
【開山】大仙法印
【開基】
【由緒】徳聖寺は、山号を金色山、院号を正智院と称し、天平8年(736)大仙法印によって開創された。初めは長岡市蔵王町(旧古志郡蔵王村)にあったと伝えられており、弘安5年(1282)中興乗阿法印の代に現在地へ移った。明治維新の際、戊辰の役の兵火にかかり、伽藍悉く焼失したが、第67代見識師によって明治11年(1878)に再建された。昭和20年(1945)8月1日夜、長岡大空襲により本堂・薬師堂・庫裡等全て再び焼失し、住職第69代忍識師も戦災死を遂げた。現在の本堂は、昭和37年(1962)11月に再建され、庫裡は昭和46年(1971)4月に落慶を見、今日に至っており、開山以来、法灯は維持され、人々の厚い信仰を集めつづけている。なお、同寺は越後新四国第61番札所霊場となっていて、参拝客はあとをたたない。
【寺宝】薬師如来像/延命地蔵菩薩像/釈迦涅槃大画像/一光三尊阿弥陀如来像/竹布五大尊画像/竹布十三仏画像/竹布虚空蔵菩薩画像/その他、多数あり