【寺院名】理智山 大善寺(だいぜんじ)

【宗派名】真言宗智山派
【別名】
【住所】福井県坂井郡坂井町下兵庫93-11
【本尊】十一面観世音菩薩
【開山】惠心僧都
【開基】
【由緒】坂井町下兵庫の大善寺は、真言宗智山派に属する由緒ある寺であり、 平安時代の一条天皇の頃(1011)、恵心僧都が開いた寺と伝えられている。 爾来、法灯はたゆまなく受け継がれ、厚く人々の信仰を集めて今日に至っている。 この大善寺に昔から秘蔵されている寺宝に「金銅孔雀文磬」がある。 金銅とは黄金を混ぜた銅のことをいい、孔雀文とは孔雀の模様をあしらったものであり、 磬とは、仏教で法要などの時に導師が合図に使用する鐘の一種である。 銘文には、建長3年(1251)4月と記入されてあり、鎌倉時代の作であるが、 藤原時代の特色をもち、精巧にできている工芸品であり、参詣客は、あとをたたない。
【寺宝】金銅孔雀文磬(重文)/十一面観世音菩薩(秘仏)/白寿観音像(金仏)/石仏阿弥陀如来像/薬師如来像/地蔵菩薩像/厨子(巨勢金岡作)/結城秀康公位牌/その他多数