【宗派名】日蓮宗 大本山
【別名】
【住所】千葉県安房郡天津小湊町小湊183
【本尊】本師殿 釈迦牟尼佛 祖師堂 日蓮聖人
【開山】日連聖人、二世日家(にけ)、三世日保(にほ)上人
【開基】
【由緒】日蓮聖人誕生(1222)の地を記念して、弟子の寂日坊日家上人が建治2年(1276)、現在の祓崎(はらいざき)南端の聖人生家跡に一宇を建立して、高光山日蓮誕生寺と名づけたのが始まりである。聖人誕生の奇瑞である、庭に岩清水が湧いて産湯に使ったという「誕生水」、時ならぬ蓮華が咲いたという「蓮華ケ渕」、大鯛、小鯛が群れ集まったという「妙の浦」がある。明応7年(1498)、元禄16年(1703)の2度に渡り大地震、大津波があり、現在の地に移った。その後、26代日孝上人が水戸徳川家の帰依により七堂伽藍を復旧したが、宝暦(1751-64)の大火により仁王門を残して焼失。現在の大祖師堂は天保13年(1842)、49代日闡上人が再建され、関東第一と称された。明治になってからは大正天皇幼少期の病気平癒の祈願所、有栖川宮家の御廟所も建てられた。境内約2万坪、諸堂諸施設25祠殿を持つ日蓮宗大本山である。
【寺宝】日蓮聖人御真筆の数々(宗宝)/日蓮聖人肖像画(重文)/加藤清正の遺品/水戸光圀公の書状等/明治皇室御寄贈品/その他宝物館に貴重な文献等多数