【宗派名】真宗大谷派 國巡讃
【別名】道西坊
【住所】滋賀県守山市金森町753
【本尊】阿弥陀如来立像
【開山】親鸞聖人
【開基】弥七(道西坊)
【由緒】善立寺の開基である道西(1399-1488)は別名善従ともいい、蓮如上人に帰依し、常に随従して教化を受け、後に高弟となる。寛正6年(1465)、比叡山の衆徒が大挙して大谷を破却した際、蓮如上人は宗祖親鸞聖人の真影を奉じて南江洲へ脱出した。ここ金森に上人を迎えて3カ年の間、親鸞聖人の真影と共にこの地の教化を続けた。それがこの地方一帯、野栗両郡の旧跡寺院・24ケ寺の基となったのである。以来継承され、第9代にして東本願寺初代講師・恵空を生むに至る。蓮如上人由縁の寺として、古今より広く信仰を集め、現在に至る。
【寺宝】蓮如上人御真筆六字名号/道西坊木像(慶聞坊作)/蓮如上人和歌/正信偈大意/筆始めの御文三帖和讃(文明・慶長版)/道西坊に下した病気見舞状(蓮如筆)/二河白道図/織田信長朱印状(元亀3年9月)/その他多数あり