【寺院名】江南山 清林寺(せいりんじ)

【宗派名】浄土宗
【別名】
【住所】栃木県鹿沼市末広町1170
【本尊】阿弥陀如来
【開山】岌無鈍山上人
【開基】中興開山 松岡白雄上人
【由緒】清林寺は、今から約700年前、岌無鈍山上人によって現在地に開山され、以来、念仏の道場として尊崇されてきた。この間に水害、火災等が多発し、草堂を残すのみとなっていたものを明治8年(1875)、松岡白雄上人によって現在の本堂、山門、鐘楼等が建立された。白雄上人は、浄土宗名越派最後の伝導師として、関東、東北地方にまで広くその名を馳せた。昭和60年(1985)、現在の庫裡新築の時にインド政府、スリランカ政府、インドの大菩提会の好意により、仏舎利・舎利弗・木連両尊者の舎利を迎えた。殊に舎利弗・木連両尊者の舎利が移動したのは、全世界でも初めてのことである。また同62年、スリランカ国国宝アウカナ石佛より直接型を採ることをスリランカ政府より奨められ、境内にそのレプリカが建立された。現在様々な利益を求める参詣者で賑わっている。
【寺宝】阿弥陀如来/アウカナ大仏/良栄上人筆 弥陀授記 1巻/袋中上人筆 蹟浄土宗伝書多数/仁王尊像(人間国宝香取正彦造)/梵鐘他作品多数(人間国宝香取正彦造)/暦応4年銘の板碑の外応永等の板碑/その他多数あり