【宗派名】真宗誠照寺派 本山
【別名】
【住所】福井県鯖江市本町3-2
【本尊】阿弥陀仏(閻浮檀金如来・秘仏)
【開山】親鸞聖人
【開基】如覚上人
【由緒】今からおよそ780年前、承元元年(1207)親鸞聖人が越後へ配流の際波多野景之の別荘に滞在し、弥陀本願の要法を説き、景之は聞法して念仏の行者となりこの地を「車の道場」と称した。その後3代如覚上人の御代車の道場の地が狭くなったので、景之の寄進により現在の地に移り、後二條天皇(在位1301-08)より真照寺の勅額を賜った。その後隆盛を極め、世に「和讃門徒」と称し、7代秀応上人の御代に後花園天皇(在位1428-64)より改めて誠照寺の勅額を賜った。後に信長や秀吉の兵火により一時衰微に向うが、15代中興秀誠上人による厚い信徳と秘仏手引阿弥陀如来の本尊としての勧請により、一躍再興され後年、遂いに摂家二條卿を猶子家とする格式を得て門跡寺となり、現法主二條秀政猊下まで29代にわたり、真宗本願他力念仏の根本道場として、一水瀉瓶伝灯相承され、今日に至っている。
【寺宝】四足門/御宮殿/本尊閻浮檀金手引阿弥陀如来/髪繍六字名号/鐘楼堂/御影堂/その他多数