【寺院名】霊園山 聖林寺(しょうりんじ)

【宗派名】真言宗
【別名】
【住所】奈良県桜井市大字下区
【本尊】子安延命地蔵
【開山】藤原定慧
【開基】
【由緒】霊園山聖林寺は、和銅5年(712)藤原鎌足の長子・藤原定によって、藤原家の氏寺、談山・妙楽寺の別院として創建された。よって藤原氏から厚い帰依をうけ、寺運は大いに栄えていた。その後、平安時代と室町時代には度々兵火により焼かれるという災厄に遭うが、その都度、再建された。元禄(1688-1704)のころ、文春和尚が、丈六の大石佛地蔵尊を本尊として祀り、子授け・安産の祈願佛とした。爾来、聖林寺は子授けの寺として有名になり、現在に至るまで多くの人々が、この本尊・子安延命地蔵の御利益を得ようと参詣にきている。
【寺宝】十一面観音(国宝)--奈良時代の作/観音浄土図(重文)--南北朝時代の作/その他