【宗派名】曹洞宗
【別名】
【住所】青森県東津軽郡蓬田村阿弥陀川
【本尊】釈迦牟尼仏
【開山】聖眼雲祝
【開基】
【由緒】阿弥陀川の正法院は、山号を龍沢山と号し、弘前長勝寺の末寺で曹洞宗通幻派に属する名刹である。同院は、慶長18年(1613)に創立された。開山は、長勝寺14世聖眼和尚で、はじめは奥内村大字田沢村にあったが、信徒の大部分が蓬田村にあったため、寛文2年(1662)3月現在の阿弥陀川村に移転、建築されて今日に至っている。境内には本堂、庫裡、山門などが建ち並び、時の松前公が境内に竜神を祀り海上安全祈願所とした。開山以来、幾多の年月が過ぎ去ったが、法灯は代々受け継がれ、本尊釈迦牟尼仏の霊験はあらたかで、人々の深い信仰を集め続けている。
【寺宝】本尊釈迦牟尼仏／観音菩薩坐像(県重文) 江戸時代円空作