【寺院名】宝積山 光前寺(こうぜんじ)

【宗派名】天台宗
【別名】
【住所】
長野県駒ケ根市赤穂29
【本尊】不動明王
【開山】本聖上人
【開基】
【由緒】光前寺の開祖本聖上人は、比叡山で研学修業の後、太田切黒川の瀑の中より不動明王の尊像を授かり、この地に寺を開いた。以来1100余年の長い歳月の間には幾多の火災等により古記録は焼失してしまった。しかし、古くは武田・羽柴家等の武将の保護を受け、特に徳川家からは地方寺院としては破格の60石の寺領と10石の大名格を与えられるなど、隆盛を極めていた。明治以後は多くの末寺等も廃寺となってしまったが、今なお樹令数百年の杉の巨木に囲まれた境内には10余棟の堂塔を備え、長野県下屈指の大寺であり、南信州随一の祈願霊場として広い信仰を集めている。また、光前寺境内全域は、光前寺庭園として文化財保護法による国の名勝に指定され、静寂な環境と風致は長野県下随一と称されるにふさわしく見事なものである。
【寺宝】弁天堂(重文)/三重塔(県宝)/不動明王(秘仏)/八大童子/十六羅漢/大梵鐘---近郷第一の巨鐘/その他多数あり ※霊犬早太郎の伝説は有名である。