【寺院名】東山 建仁寺(けんにんじ)

【宗派名】臨済宗建仁寺派 大本山
【別名】
【住所】京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町584
【本尊】釈迦如来
【開山】栄西禅師
【開基】源頼家
【由緒】臨済宗建仁寺派大本山。京都五山の第三位。山号は東山(とうざん)、寺号は鎌倉時代の建仁2年(1202)建立のため、建仁の年号を賜わった。諸堂は中国の百丈山を模したと言われる。開山は栄西禅師、開基は源頼家である。当初の寺領は加茂川の東、五条の北で閑寂な地域であったが、今は都心に近い。創建当時は天台・密教・禅三宗兼学だったが、第11世大覚禅師の時から純粋の宋風禅の道場となった。「学門づら」といわれた室町時代の最盛期には学僧が輩出し、塔頭寺院は60余を数えた。応仁・文明の兵火(1467-1477)で建造物は荒れ、天文21年(1552)の大火でほとんどが焼失した。現在の建物は大部分が江戸時代以後に復興されたものである。寺域は22,278坪(73,517平方メートル)、山内寺院は14ケ寺である。
【寺宝】風神雷神図−俵屋宗達筆(国宝)/十六羅漢図−良詮筆 16幅(重文)/竹林七賢図 16幅、雲龍図 8幅、山水図 8幅、花鳥図 8幅、琴棋書画図 10幅、海北友松筆50幅/勅使門(重文)/方丈(重文)/その他多数