【寺院名】安住山 圓乗寺(えんじょうじ)

【宗派名】日蓮宗
【別名】
【住所】愛知県名古屋市中川区富田町千音寺3990番地
【本尊】久遠の本師釈迦牟尼佛
【開山】圓教院日意上人
【開基】圓乗院日春上人
【由緒】当山は、天慶二年(939)に、比叡山延暦寺第十五世 延昌座主によって創設され、 千如山音響寺と称された。現在残る千音寺という地名はここに由来する。  文明元年(1469)、圓教院日意上人(京都本山妙伝寺御開山・身延山久遠寺第十 二世)によって日 上人は天台宗より日蓮宗に当山が改宗し、寺号を安住山圓乗寺と 定めた。  
これより当山では、圓教院日意上人を開基とし、圓乗坊日 上人を開山としてい る。  
明治24年9月(1891)濃尾大震災にて堂塔悉く壊滅。第二十四世日捻上人が 復興し、大正2年(1913)4月に、第二十五世日綽上人が法燈を継ぐと本堂、玄 関、書院庫裡、番神堂、手洗い屋形、山門鐘楼堂、周囲の石垣等七堂伽藍を完備。  昭和20年(1945)5月17日、第二次世界大戦の戦災を蒙り、七堂伽藍は全 焼。残されたのは山門と鐘楼堂のみ。  檀信徒のご尽力を頂き現在に至る。
【寺宝】