【寺院名】妙法山 雲雷寺(うんらいじ)


【宗派名】日蓮宗
【別名】
【住所】大阪府大阪市中央区中寺1-4-4
【本尊】十界曼荼羅御本尊
【開山】寳塔院日寳上人
【開基】加島屋作兵衛
【由緒】雲雷寺は慶長13年(1608)の創立で、身延山久遠寺の直末で、日蓮宗の仏閣である。また、開山を宝塔院日宝上人が、聞基を檀越加島屋作兵衛が行ない、山号を妙法山と称する。安土桃山時代に豊臣秀吉の政策によって、現在地である大阪市中央区に同寺を移転した。昭和20年(1945)3月には、第二次世界大戦の戦火に巻き込まれ、ほとんどが焼失する。そこで、第23世住職の瑞牙院日光が浄財を募り、昭和32年(1557)に本堂を、昭和39年(1964)に庫裡を再建した。昭和41(1966)年現住職日章が法燈を継承し、昭和48年(1975)宗祖日蓮聖人の降誕750年を迎え、客殿を再建し境内の造園をはかった。最近では、青少年教化のためのユースセンターを開設する。また、境内には大阪市初代市長の碑があり、大阪市政を見守っている。
【寺宝】日潮、20世日重、21世日乾、22世日遠曼荼羅/その他